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自分でできる不眠症の予防と改善策には何がありますか?

日々の生活に少しの注意を払うことで、不眠症の予防や改善につながります。

 不眠症の予防と改善

不眠症には、なかなか眠れないものもあれば、眠りが浅くてすぐに目覚めてしまうものなど、さまざまです。不眠症は病院で診察を受けることも大切ですが、日々の生活の中で予防や改善策を探ることも可能です。

朝起きたら日光を浴びる

体内時計をリセットするためにも、朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びましょう。日光を浴びないと体が一日のスタートを認識しません。

寝る前にカフェインなどを摂らない

カフェインには、覚醒の働きがあります。寝る前にカフェインの入ったコーヒーや紅茶、緑茶などを飲むと寝つきが悪くなるので、できるだけ飲まないようにしましょう。代わりに、温かい麦茶や白湯などを飲むといいでしょう。

眠る直前にスマホなどを見ない

スマホやパソコンなどの光は、脳には刺激が強く、覚醒を促してしまいます。そのため、眠る直前にスマホの画面などを見ていると、寝つきが悪くなってしまうのです。寝るしばらく前に画面を消して、布団に入る直前や布団に入ってからは見ないようにしましょう。

適度な運動をする

昼間に適度な運動を行い、体を疲れさせることで眠りやすくなりますし、深い眠りにもつながります。軽い運動からでかまいませんので、体を動かす習慣をつけるとよいでしょう。

昼寝を避ける

不眠症になると、夜に熟睡できないため昼間に眠気を覚えることがあります。しかし、あまり長時間の昼寝は夜の睡眠を阻害しますので、昼寝をするなら15分の仮眠程度にしておきましょう。目覚ましをかけるのをお忘れなく。

ストレスを減らす

ストレスが多いと、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりすることが多いです。できるだけ日々の生活でストレスを溜めないように心がけると同時に、溜まったストレスを解消できるような趣味を持つのもよいでしょう。

眠りやすい環境を作る

部屋は暗いほうがよく眠れます。遮光カーテンを利用したり、音が気になる場合は耳栓を使うなどして、眠りやすい環境を作りましょう。寝具は快適なものにし、枕の高さにも気を配りましょう。寒い時期は布団乾燥機などで事前に布団を温めておくのもおすすめです。

まとめ

不眠の原因はいろいろですし、まだ完全に解明されていない点もありますので、自分の力だけで改善させるのは難しいのも確かです。それでも、日々の生活で気をつけることで、少しでも眠りやすくなることがあれば試してみるとよいでしょう。自分に合った方法を見つけることで、眠りやすくなることも珍しくありません。