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朝起きられない、起立性調節障害の改善例③

 

こんにちは!

フジカイロプラクティック・京都太秦の菅間です🎵

久しぶりの更新になりますね。

 

夏の暑さとは打って変わって、朝晩とても冷え込みますね。

これだけ大きい寒暖差があると自律神経が乱れやすくなっていすが、皆さん体調管理はいかがでしょうか?

 

 

当院では特に、自律神経の乱れが原因で起こる「起立性調節障害」に悩む学生さんが多く来院されています。

 

起立性調節障害のお子様たちは、

朝起きれない・頭痛・腹痛・体の倦怠感などの症状が多く、学校になかなか行くことができない方がほとんどです。

 

 

今回は、そんな起立性調節障害に悩まれた方の改善例を1つご紹介させていただきます。

 

この記事が、起立性調節障害に悩む学生さん、親御さんにとっていいニュースになればなと思います。

 

 

 

 

高校1年生 男の子  Mくん

 

WEB予約を使って予約いただき、

お母様と一緒にご来院いただいた、Mくん。

 

 

問診でお話を聞かせてもらった時の症状は、

 

・朝起きられない(15時〜16時ぐらいに起床)

・全身の強い倦怠感(だるさ)

・きつい頭痛がある

・刺すような腹痛で動けなくなることがしばしばある

・眠たくてだんだん目が開けられなくなる

 

この5つが主な症状でした。

 

この5つの症状は、全て、起立性調節障害の方に多い症状です。

 

 

 

 

 

来院された当初、前髪で目を隠すようにしていて、立っていても、力無くふらついてました。

 

姿勢は猫背がきつく、背中を反らしても伸びにくい感じでした。

お母様に状況をうかがうと、

『元々姿勢が悪かったけれども、起立性調節障害の症状が出てから、余計に姿勢が悪くなった。』とのこと。

 

 

このような症状を踏まえて、姿勢検査や、筋力検査、瞳孔反射などの特殊な検査をして、体の状態を確認。

 

その後、起立性調節障害についての説明(※)と、自律神経の関係、そして回復までの大まかな施術の流れを説明し、施術をスタートしました。

 

 

※起立性調節障害についての詳しい説明はこちらにも記載しています。

 

 

起立性調節障害の改善のためには、自律神経の乱れを整えることが重要です。

 

自律神経の乱れを整えるためには、背骨の歪みを整えることが重要になります。

 

 

 

Mくんの場合は、姿勢が悪い上に、お腹の痛みがありました。

お腹が刺すような痛みが出た際に、痛みを少しでも減らそうとするために、背中を丸めていて、それが癖になってしまってるんですね。

また、Mくんは全身の倦怠感でそもそも体を起こすことがとてもしんどかったので、どんどん姿勢も丸くなってしまうわけです。

悪循環になりますよね。なので、早急な施術の開始が必要でした。

 

 

Mくんの希望で、少しでも早く体の状態を楽にしたい!とのことでしたので、

カラダの状態がリセットできる、1日おきの来院を2週間、をオススメしようとしました。

 

しかし、Mくんの状態と、来院するまでのエネルギーを考えると、かえって負担がかかってしまうことを懸念し、

週に2回の来院でのペースでの治療を開始しました。

 

 

 

 

Mくんの状態変化

 

 

初回の施術をした後、「背中から肩回りまでがとても軽い!」と喜んで帰られました。

 

そこから、症状的な変化は、始めのうちはあまり感じることができませんが、初回にチェックした検査項目はどんどん改善していきました。

 

 

施術を開始してから16回目には、検査項目がほぼ正常になるまで回復しました。

 

 

ここから、少しずつMくんの症状にどんどん変化が出てきます。

 

 

 

午後3時~4時に起床していたのが、段々と朝起きられるように、

学校に全くいけなかったのが、午後から学校の授業を受けれるようになりました。

施術のペースも症状の変化とともに少しずつ間隔をあけてきました。

 

 

今では、2週間に1回の体のメンテナンスをしながら、毎日朝から学校に通い、普通に生活しています。

姿勢や表情も、ほんとに見違えるように明るくなり、施術をしている私もとてもうれしく思っています。

 

 

 

 

最後に

自律神経の乱れが原因で起こる症状の多くは、体が回復するまでにどうしてもお時間がかかります。

なぜなら、生活習慣・姿勢の悪さ・それによって起きる筋力の低下など、今までの良くない状態から体をリセットし、良い体の状態に慣れていく必要があるからです。

 

 

 

姿勢が歪んだ状態が長時間続いていると、たとえ歪んでいたとしても、それが『正常だ』と脳が間違って認識してしまいます。

すると、最初のうちは調整しても、歪んだ体に戻ろうとしてしまいます。なので、計画的に施術を行っていく必要があるんですね。

そして、日常生活の中での姿勢指導や、体操の指導を行ってもらうことで、より早く回復に向かいます。

 

 

 

 

起立性調節障害の症状は、とてもつらく、親御さんとしても、子供さんが『学校に行けるようになるのか?』『将来就職して仕事ができるのだろうか?』と心配に思われる方がほとんどです。

当院では、今現在でも京都市中の学生さんが来院されていますし、起立性調整障害の改善例が多数あります。

日々の生活指導や、自宅でできるセルフケアもお伝えしながら、できるだけ早く症状が変化していけるように施術をしていきますので、安心してご来院くださいね。

 

 

 

 

京都市の起立性調節障害で悩むご家庭が、少しでも少なくなるように、日々施術スキルと知識を磨きながら、皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

起立性調節障害の改善実績があるフジカイロプラクティック・京都太秦のHPはこちら

 

 

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