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パニック障害、鬱などで悩む。なるべく薬に頼りたくない人に鍼治療がオススメな理由とは?

神経や精神の疾患の場合は、鍼治療で症状が改善する場合があります。

 パニック障害や鬱などに悩む人が増えています

何かのきっかけでパニックや過呼吸を起こしてしまうパニック障害や、意欲の低下や体の不調が続く鬱などは、精神的な疾患と考えられており、投薬なども行われますがなかなか症状の改善が難しいのが現状です。

また、現代社会にストレスを感じることが多いことから、こうした疾患に悩む人は増えており、問題になりつつあります。病院を受診してパニック障害や鬱などの診断をされると、薬を処方されるのが一般的で、薬を飲みながら症状の改善を図ることになります。

 鍼治療で症状が改善できることも

こうした精神疾患の改善を目的に、鍼治療を行う場合もあります。鍼治療は、鍼やお灸を使って自律神経を整えることで体の不調を改善するものです。

首周りや背中、頭部などに鍼を打つことで緊張を緩和します。パニック障害や鬱などの場合も、自律神経が乱れていることが多いため、症状を改善することが期待できるのです。また、鍼治療はツボや経絡を刺激するもので、薬などは使わないので、薬に頼った治療に抵抗がある場合にもおすすめです。

 パニック障害や鬱などで鍼治療を行う時の注意点

こうした疾患の場合、症状の重い時などは鍼灸院を訪れたり鍼治療を受けるのも負担になることもあるでしょう。そうしたときには無理して施術を受けず、状態の良い時に受けるようにしても構いません。無理な行動はストレスにつながり、症状を悪化させる危険がるので、「予約したから絶対に行かなければ」と思うのはやめましょう。

また、病院で治療を行っており、薬などを飲みながら治療を行っている場合は、医師に鍼治療を行っても良いか確認しておくと安心です。鍼治療は薬を使わないので、薬の飲み合わせなどの問題はありませんが、症状が安定しているときに受けるなどの注意を伝えられることもあります。

施術はストレスにならないように、施術者との相性や評判を考慮して気持ちよく通えるところを探しておくとよいでしょう。

 まとめ

鍼治療は、薬を使わずにツボや経絡への刺激で体をリラックスさせ、自律神経を整えるものですから、パニック障害や鬱などの症状を緩和させることも期待できます。

とはいえ、無理に施術を受けるのは逆にストレスとなり、症状の悪化の危険がありますから、気持ちよく施術が受けられるときに受けてみるのが良いでしょう。