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ぎっくり腰になった時、やっていいこと、避けた方がいいこと。

ぎっくり腰は正しく対処しないと治るまでが長引きます。

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは、急性腰痛症のことですが、その原因はさまざまです。何らかの原因で腰の筋肉や腱、神経などに炎症が起こり、強い痛みを感じます。一般的には3日後ほど強い痛みで動くのも困難なほどですが、徐々に痛みは治まって1週間程度で動けるようになり、その後に残る痛みもほとんどの人が1~3ヵ月でなくなります。ただし、一度ぎっくり腰になると癖になると言いますから、中腰で重いものを持ち上げるなど、ぎっくり腰の要因になりやすい作業は注意するようにしましょう。

ぎっくり腰になったらどうすればよい?

安静にする?

ぎっくり腰になったらとにかく安静にする、というのが以前の考え方でしたが、最近は安静にしすぎるのもよくないと言われています。もちろん動けないほど痛い時は安静にしている必要がありますが、痛みがあっても動けるようになってきたら、少しずつでも体を動かしましょう。

温めたほうがよい?

炎症を起こしている場合、お風呂などで温めるのは良くないという場合もあります。ぎっくり腰の場合も温めるか冷やすかは悩むところですが、お風呂に入って筋肉などの凝りをほぐし、痛みが和らぐこともあります。痛みのある腰の部分が張れていたり、熱を持っていたりと、炎症がひどい場合を除いては、お風呂で温めるのも良いでしょう。

湿布を貼る?

ぎっくり腰で受診をすると、湿布を処方されることも少なくありません。腰の部分に炎症が起こっていることが多いため、それを鎮めるために湿布が処方されるのです。貼ることによって、痛みが楽になることも多いので、湿布を貼るのもよいでしょう。

マッサージをする?

マッサージは、筋肉をほぐすことによって、血行を促進したり、体を楽にするものです。ぎっくり腰は基本的に炎症が原因なので、マッサージをすることで治るということはありません。場合によっては悪化してしまうこともあるので、ぎっくり腰を治るために受けるのであれば、病院で先に受診したほうがよいでしょう。ただし、ぎっくり腰になると腰をかばって他の部分の筋肉を使うため体のあちこちに痛みや緊張が現れることもあります。そうした緊張は、マッサージでほぐすことができますし、体がラクになるでしょう。

まとめ

ぎっくり腰は原因がさまざまということもあって、どのような対処をすればよいか意外とわかりづらいものです。正しい対処をしないと治りが遅くなってしまうので、気を付けるようにしましょう。