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打撲後の内出血が中々引かない。炎症を早く引かせるメディセル筋膜療法とは?

メディセル筋膜療法とは、筋膜の癒着を緩めることで、症状の改善を行う方法です。

筋膜の癒着が症状を長引かせる

人間の全身を覆っている筋肉には、筋膜という膜があります。この筋膜にも2種類があり、個々の筋肉を包むと同時にそれぞれを隔てる深筋膜と皮膚の下で全身の筋肉を包む浅筋膜と呼ばれます。それぞれの筋膜の間には血管やリンパ管、神経などが通っているのですが、浅筋膜と深筋膜が癒着を起こしてしまうことがあり、そうなると血行やリンパの流れが滞ってその部分の凝りや痛み、不快感、むくみなどがなかなか治らなくなってしまうのです。打撲をして内出血や炎症が起こると、その部分が癒着をおこしてしまい、なかなか内出血が引かなかったり、炎症が収まらなかったりするのです。

メディセル筋膜療法とは

こうした筋膜の癒着を取り除くために考案されたのが、メディセル筋膜療法です。これは、専用の機械を使って皮膚を直接吸引することで、癒着していた筋膜を剥がし、その間のリンパ液や血液の流れをスムーズにすることで回復を促します。症状が軽度の場合から重度の場合まで幅広く利用でき、施術することで通常の約3倍のスピードで回復すると言われています。筋膜リリース自体は、もともと接骨院などで手技でも行われていた療法ですが、これを機械化したものがメディセルです。これを使うことによって、手技のスキルのないスタッフでも安全に筋膜リリースができるため、効率よく施術をすることが可能になります。

メディセル筋膜療法が使える症状

メディセル筋膜療法は、打撲や捻挫、肉離れといった急性期の怪我から、慢性的な肩こり・腰痛まで幅広い症状に使うことができます。電気や電流を流すわけではなく、吸引して揉み解すタイプの治療器なので、施術の際のトラブルなども基本的には心配ありません。開発・販売を行うMJ COMPANYによるセミナーも各地で行われておる、メディセリスト資格認定講座なども実施されています。症例における施術マニュアルや、施術結果、施術法などの情報の面でのサポートもしっかり行われているので安心です。

まとめ

メディセル筋膜療法は、筋膜の癒着によってなかなか治らなくなっている打撲後の内出血や、肉離れ、肩こり、腰痛など、さまざまな症状の改善が期待できる療法です。皮膚を吸引して癒着を正していくので、すぐに効果が実感できると好評で、全国的に取り入れる接骨院などが増えています。