腰椎分離すべり症
腰椎分離すべり症でお困りの方へ
あなたはどちらでしょうか?
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一生懸命スポーツをしていて、腰を痛めた十代の若い方
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椎間板が擦り減ってしまい、狭くなり坐骨神経痛が出ている方
予想される体の状態は、
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の方、腰椎(腰骨)の後ろの部分がなんらかの負荷で折れたり、ヒビが入ってしまった腰椎分離症。
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の方、下の腰椎より上の腰椎が前にずれてしまう、腰椎すべり症が合わさったものになります。
気をつける動作とは
- 腰が痛い時に、後ろに反る動作や捻る動作は厳禁です。
- 長時間、腰を丸くする動作も要注意です。
回復について
- 成長期で受傷後すぐに来た方は、関節面をこまめに手技で合わせ、1ヶ月~2ヶ月しっかりと腰椎コルセットで固定していると、骨が付くこともあります。
- 慢性の方は、約2ヶ月間施術をすることで、激しいスポーツを後は腰が張ることはあるが、メンテナンスを行うと問題ありません。また、通常の運動では問題は無いレベルを目指して施術を行います。
当院の施術方針は
分離してしまったものや、滑ってしまった腰椎を元に戻すことはできませんが、カイロプラクティックの手技を複合的に使うことで、ほとんどの症状を和らげて行くことができます。
細かく、どう歪んでいるのかをチェックし、位置がどうなっているのかを検査した上で、正常な状態に近づけて行きます。
当院で施術出来るステージは、ステージ1の分離すべり症までの方を基本対象としています。
病院でのレントゲンでステージ2と話を言われている方には、ご期待に沿えないこともあります。
ステージ2の方は、レントゲンをご持参ください。
カイロプラクティックの考え方
アメリカ生まれのカイロプラクティックという、脊柱をメインに施術を行う手技を用いることで、分離して滑ってしまった腰椎と、その他の患部腰椎に負担を掛けている関節にアプローチをします。
また、カイロプラクティックは神経圧迫を取ることができる施術ですので、神経圧迫による神経痛や足の痛みなどの症状を改善させることができます。当然、熟練したカイロプラクターが担当致しますので、安心して施術を受けてください。
そうすることで、体全体が上手く機能するようになるので、腰椎分離すべり症によって弱ってしまった腰に、その他の筋肉などがしっかり働くようになることで支えられるようになります。
結果、分離すべりの起こっている腰への負担も軽減が出来ます。
いつから運動できるの?
- 個人差がありますが、ケガをした早期の方には、2ヶ月後に軽度の運動が出来ることを目指しています。早期の運動は予後が悪いので、焦らずに回復をするまで無理はしてはいけません。また、ハムストリングの硬さが無いように、筋の緩和操作も早目から行います。
- 慢性期の腰椎分離すべり症は、定期的に脊柱のゆがみを取り除き、適度に運動し筋肉を維持することで通常の生活には問題状態に回復することが出来ます。
スポーツや加齢だけでなく、不良姿勢や肥満なども症状悪化の原因となりますので、脊柱のメンテナンスと適度なストレッチをすることで症状悪化や骨の変形を押さえることが出来ます。
また、すでに腰椎分離すべり症をお持ちの女性が、妊娠や育児を機に症状を訴える方も大変多いので、現在症状がなくても出産前の早期のメンテナンスを、また産後育児のために定期的な体のメンテナンスをしておくことは大変重要なことです。当院では施術と合わせてセルフケアのアドバイスなども行っておりますので、症状がとれてからも安心してお任せください。
なお、レントゲン撮影や診断は医療機関でしかできませんので、自分の腰がどのようになっているか知りたい方は提携している整形外科へご紹介することも可能です。すでに診断を受けている方も、そうでない方もぜひご相談ください。