魚の目

魚の目とは

魚の目（鶏眼）とは、足の裏や指などに継続的な圧迫や摩擦が加わることで、皮膚の角質層が異常に厚くなり、楔状の硬い芯が皮膚の奥深くまで食い込んでしまった状態です。

中央に魚の目のような円形の芯があることからこの名前がつけられ、歩行時や圧迫時に激しい痛みを伴うのが特徴です。タコと違って芯が神経のある深部まで達するため、歩くたびに強い痛みが生じるのです。

韓国の国民健康保険公団のデータによると、魚の目による治療を受けた患者数は年間約34万人で、毎年約2.5%ずつ増加傾向にあります。日本でも同様の傾向があると考えられ、「足のクリニック 表参道」の調査では、女性の足のトラブルの第2位（18%）、男性では第2位（12%）を魚の目・タコが占めており、非常に多くの方が悩まれている症状です。

魚の目を放置すると、芯がさらに大きくなって皮膚の奥深くまで食い込み、歩行が困難になるほどの激しい痛みが生じます。

痛みをかばって歩くことで体のバランスが崩れ、膝痛や腰痛、さらには転倒のリスクが高まります。また、自己処理で傷をつけてしまうと細菌感染を起こし、赤みや腫れ、膿が出る場合もあり、最悪の場合、歩行障害により日常生活に大きな支障をきたし、骨盤のゆがみまで引き起こす可能性があります。

魚の目の原因

魚の目の原因として次のものが挙げられます。

足に合わない靴の着用

サイズが合わない靴やハイヒールを長時間履くことで、特定の部位に継続的な圧迫や摩擦が加わり、角質が厚くなって魚の目が形成されます。

足の形状異常

外反母趾、扁平足、O脚などの足の変形により、歩行時に特定の部位に負荷が集中することで魚の目ができやすくなります。

長時間の立ち仕事や歩行

販売員や看護師など立ち仕事が多い職業や、長時間歩く習慣がある方は足裏への圧迫が継続し、魚の目が発症しやすくなります。

血行不良

冷え性などによる血流悪化により、歩行時の摩擦が負担となり魚の目が形成されやすくなります。

このように魚の目は日常の生活習慣の影響を大きく受けており、魚の目と一口に言っても、一人ひとりその原因は大きく異なります。

さらに、その原因が複雑に絡み合っているため、魚の目を改善するためには原因究明のための徹底的な検査が必要です。

病院とはここが違います

魚の目の場合、病院では次の治療法が一般的です。

スピール膏による治療

表面的な角質は除去できても、深部の芯まで完全に除去することが困難で、再発率が高いという問題があります。

また、健康な皮膚も一緒に柔らかくなってしまい、かぶれや炎症を起こす場合があります。

外科的切除

一時的に症状は改善しますが、根本的な原因（靴や歩き方）を改善しなければ必ず再発します。

また、処置時に痛みを伴う場合があり、術後の感染リスクも存在します。

レーザー治療

費用が高額になる場合があり、治療後の傷跡や色素沈着のリスクがあります。

また、これらの治療も根本原因を解決しない限り再発は避けられません。

魚の目を改善するために

まずはあなたの魚の目がなぜできてしまっているのか、その原因を明らかにします。

現状を正しく把握することが症状改善のためには大切であり、原因を取り違えたまま治療を進めてしまえば改善は見込めないからです。

魚の目は気づかない間に発症することが多く、足の形状や歩き方の問題が複雑に絡み合っています。当院では詳細に分析し、足のどこに問題があるかを見つけ出します。そしてその検査結果を元に施術を行います。

当院の特徴

臨床経験豊富なカイロプラクターが、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。魚の目になると歩行姿勢が崩れます。体の歪みはカイロプラクティックで対応し、魚の目には鍼灸治療を行います。2つの効果で、短期間で体調を良くすることが出来ます。

魚の目の臨床経験を多く積んでいるカイロプラクターが責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、靴選びの指導や効果的な足のケア方法もお伝えしながら、あなたの魚の目のお悩みに向き合います。

魚の目でお悩みなら一度ご相談ください。

魚の目のQ＆A

魚の目は自然に治りますか？

残念ながら魚の目は自然治癒しません。圧迫や摩擦の原因を取り除かない限り、芯はどんどん大きくなり痛みも増していきます。早期の適切な治療が重要です。

魚の目の人がやってはいけないことは？

自己判断でカミソリやはさみで削ること、無理に芯を取り出そうとすることは絶対に避けてください。感染のリスクが高まり、症状が悪化する可能性があります。

魚の目とタコの違いは何ですか？

タコは皮膚全体が厚くなるだけで芯がなく痛みは軽微ですが、魚の目は中央に硬い芯があり、圧迫すると激しい痛みを伴います。見た目も魚の目に似た円形の芯が特徴的です。

なぜ同じ場所に繰り返しできるのですか？

根本原因である靴のサイズや歩き方、足の形状などの問題が解決されていないためです。表面的な治療だけでは、同じ場所に再び圧迫が加わり再発してしまいます。

市販薬で完治できますか？

軽度の魚の目であれば市販のスピール膏で改善する場合もありますが、深い芯まで完全に除去することは困難です。根本的な解決には専門的な治療と原因の改善が必要です。

何科を受診すれば良いのでしょうか？

基本的には皮膚科を受診することをお勧めします。ただし、足の形状や歩き方に問題がある場合は、整形外科やカイロプラクティックでの相談も有効です。

魚の目ができやすい人の特徴はありますか？

外反母趾や扁平足などの足の変形がある方、ハイヒールを頻繁に履く女性、立ち仕事の多い方、冷え性で血行不良の方などに多く見られる傾向があります。

手術しないと治らないのでしょうか？

必ずしも手術が必要ではありません。適切な保存的治療と生活習慣の改善により、多くの場合改善が期待できます。当院では手術に頼らない治療法を提供しています。

予防方法はありますか？

足に合った靴を選ぶこと、定期的な足のケア、保湿、血行改善のためのマッサージなどが効果的です。また、足の形状や歩き方の問題があれば専門家に相談することが大切です。

魚の目があると他の病気になりますか？

魚の目自体は命に関わる疾患ではありませんが、痛みをかばうことで体のバランスが崩れ、膝痛や腰痛、転倒のリスクが高まります。早期治療で二次的な問題を予防できます。

魚の目に悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックは魚の目と相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。魚の目に悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて身体の変化を実感しています。

もう遅い、と考えずに一緒に理想の自分になりましょう！