コロナ後遺症

コロナ後遺症とは

コロナ後遺症とは、新型コロナウイルスに感染した後、感染の症状が治まったにも関わらず、倦怠感や息苦しさ、集中力の低下、味覚・嗅覚の異常などの症状が2ヶ月以上続く状態のことです。

WHO（世界保健機関）では、新型コロナの発症から通常3ヶ月以内に現れ、少なくとも2ヶ月以上持続し、他の疾患では説明できない症状と定義されています。症状は感染直後から続くもの、回復後に新たに現れるもの、一度消失した後に再び現れるものがあり、軽症や無症状だった方でも後遺症が現れることがあるのが特徴です。

東京都が実施した都民1万人アンケート調査では、新型コロナに感染した人のうち、感染から2ヶ月以上後遺症を疑う症状があった人の割合は25.8％（令和5年2月調査時点）となっており、数十万人から数百万人規模の方がコロナ後遺症に悩んでいると推測されます。

コロナ後遺症を放置すると、症状が長期化し、日常生活や社会生活に深刻な影響を与える可能性があります。倦怠感や集中力低下により仕事のパフォーマンスが著しく低下し、職を失う方も少なくありません。

また、睡眠障害が悪化することで精神的な不調も併発し、うつ病などの二次的な疾患を引き起こすリスクもあります。最悪の場合、身体障害者手帳の認定を受けるほど重篤な後遺症に発展する例も報告されています。

コロナ後遺症の原因

コロナ後遺症の原因として次のものが挙げられます。

免疫システムの異常

感染により免疫系が過剰に反応し、体内の正常な細胞まで攻撃してしまうことで様々な症状が現れると考えられています。

ホルモンバランスの乱れ

ストレス反応に関わるコルチゾールというホルモンが大幅に減少することで、倦怠感などの症状が生じるとされています。

潜伏ウイルスの再活性化

体内に潜伏していたヘルペスウイルスなどが、免疫力低下により再び活性化することが影響していると報告されています。

神経系への直接的な影響

ウイルスが神経系に直接侵入し、脳や神経の機能に長期的な影響を与えている可能性があります。

このようにコロナ後遺症は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

さらに、その原因が複雑に絡み合っているため、コロナ後遺症を改善するためには原因究明のための徹底的な検査が必要です。

病院とはここが違います

コロナ後遺症の場合、病院では次の治療法が一般的です。

薬物療法

症状に応じて解熱剤、咳止め、抗うつ薬などが処方されますが、根本的な治療ではなく対症療法にとどまるため、症状の完全な改善には限界があります。

また、長期服用による副作用のリスクもあり、根本改善とは言えないでしょう。

リハビリテーション療法

理学療法士による運動療法や呼吸療法により体力回復を図りますが、改善まで長期間を要し、継続的な通院が必要となります。

また、過度な運動により症状が悪化するケースもあり、個人の体調に合わせた適切な判断が重要です。

漢方治療

体質改善を目的として補中益気湯などの漢方薬が処方されますが、効果の個人差が大きく、体質に合わない場合は効果が期待できません。

また、効果が現れるまで時間がかかることも多く、即効性を求める場合には向いていません。

コロナ後遺症を改善するために

まずはあなたのコロナ後遺症がなぜ起こっているのか、その原因を明らかにします。

現状を正しく把握することが症状改善のためには大切であり、原因を取り違えたまま治療を進めてしまえば改善は見込めないからです。

コロナ後遺症は感染から時間が経っても症状が続くことが多く、免疫システムの異常や神経系の機能低下が複合的に関与しています。当院では詳細に分析し、全身のどこに問題があるかを見つけ出します。そしてその検査結果を元に施術を行います。

当院の特徴

臨床経験豊富なカイロプラクターが、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

コロナ後遺症の臨床経験を多く積んでいるカイロプラクターが責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、生活習慣の改善指導や効果的なセルフケアもお伝えしながら、あなたのコロナ後遺症のお悩みに向き合います。

コロナ後遺症でお悩みなら一度ご相談ください。

コロナ後遺症のQ＆A

コロナ後遺症は自然に治りますか？

多くの場合、時間の経過とともに症状は改善していきますが、個人差が大きく、適切な治療により回復を早められる可能性があります。

コロナ後遺症の人がやってはいけないことは？

激しい運動や無理な活動は症状を悪化させる可能性があるため、体調に合わせた適度な活動レベルを維持することが重要です。

後遺症の症状はいつまで続くのでしょうか？

症状の持続期間は個人によって大きく異なり、数ヶ月で改善する方もいれば、1年以上続く方もいらっしゃいます。

どの診療科を受診すればよいのでしょうか？

まずはかかりつけ医に相談し、必要に応じてコロナ後遺症外来や各症状に対応する専門科への紹介を受けることをお勧めします。

後遺症の症状は感染の重症度と関係がありますか？

軽症や無症状だった方でも後遺症が現れることがあり、感染時の重症度と後遺症の発症や程度に明確な関連性はないとされています。

ワクチン接種で後遺症は予防できますか？

ワクチン接種により感染リスクや重症化リスクが下がることで、間接的に後遺症のリスクも軽減される可能性があります。

後遺症の検査で異常がないと言われましたが、なぜ症状があるのですか？

現在の検査技術では検出できない微細な変化や機能異常が原因である可能性があり、症状の存在自体が重要な診断の手がかりとなります。

家族や職場の人に理解してもらえません、どうすればよいですか？

医療機関で診断書をもらい、コロナ後遺症についての正しい情報を共有することで、周囲の理解を得やすくなります。

後遺症の治療費はどのくらいかかりますか？

症状や治療内容により異なりますが、多くは保険診療の範囲内で治療可能です。特殊な治療については事前に医療機関に確認しましょう。

セカンドオピニオンを受けた方がよいでしょうか？

症状が改善しない場合や治療方針に疑問がある場合は、他の医療機関での意見を聞くことで、より適切な治療につながる可能性があります。

コロナ後遺症に悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックはコロナ後遺症と相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。コロナ後遺症に悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて身体の変化を実感しています。

もう遅い、と考えずに一緒に理想の自分になりましょう！