アレルギー

アレルギーとは

アレルギーとは、本来無害である花粉や食べ物、ダニなどの物質に対して、体の免疫システムが過剰に反応してしまう状態のことです。

私たちの体を守るはずの免疫機能が、異物ではない物質を「敵」と勘違いして攻撃することで、目のかゆみ、鼻水、皮膚の炎症、呼吸困難などの様々な症状が現れるのです。

季節的に症状が現れる花粉症から、一年中続く食物アレルギーまで、その種類と症状は多岐にわたります。厚生労働省の調査によると、日本におけるアレルギー疾患患者数は人口10万人当たり1,000〜3,000人以上で、推計で数十万人から数百万人がアレルギー症状に悩まされています。

アレルギー症状を放置すると、軽度の症状が徐々に重篤化する可能性があります。特に食物アレルギーでは、最初は軽いじんましんや口の中のかゆみ程度だった症状が、アナフィラキシーショックという生命に関わる全身反応に発展する危険性があります。

また、慢性的なアレルギー症状により睡眠の質が低下し、日常生活の活動性や集中力に深刻な影響を与える可能性もあります。

アレルギーの原因

アレルギーの原因として次のものが挙げられます。

遺伝的要因

家族にアレルギー疾患を持つ人がいる場合、アレルギー体質を受け継ぐ可能性が高くなります。

環境要因（花粉・ダニ・ハウスダスト）

スギ花粉、ヒノキ花粉、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛などの環境中のアレルゲンが主要な原因となります。

食物性アレルゲン

卵、乳製品、小麦、魚介類、ナッツ類など特定の食品に含まれるタンパク質が免疫反応を引き起こします。

生活習慣の変化

現代的な生活環境や食生活の変化が、アレルギー疾患の増加に関与していると考えられています。

このようにアレルギーは複数の要因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。アレルギーと一口に言っても、一人ひとりその原因は大きく異なります。

さらに、その原因が複雑に絡み合っているため、アレルギーを改善するためには原因究明のための徹底的な検査が必要です。

病院とはここが違います

アレルギーの場合、病院では次の治療法が一般的です。

薬物療法

抗ヒスタミン薬や点眼薬、点鼻薬などが処方されますが、一時的な症状の抑制にとどまり根本的な解決にはならず、継続的な服薬が必要になります。

また薬によっては眠気などの副作用が現れる場合もあり、根本改善とは言えないでしょう。

アレルゲン除去療法

血液検査や皮膚テストで原因物質を特定し、それらとの接触を避ける指導が行われますが、完全な除去は現実的に困難で、生活の質が大幅に制限される可能性があります。

また検査で特定できないアレルゲンも存在するため、限界があります。

舌下免疫療法

スギ花粉症やダニアレルギーに対して行われる治療法ですが、治療期間が3〜5年と長期間必要で、口の中の腫れや不快感などの副作用が起こる可能性があります。

対象となるアレルギーもスギ花粉症とダニアレルギーに限定されており、すべてのアレルギーに対応できるわけではありません。

アレルギーを改善するために

まずはあなたのアレルギー症状がなぜ起こってしまっているのか、その根本原因を明らかにします。

現状を正しく把握することが症状改善のためには大切であり、原因を取り違えたまま治療を進めてしまえば改善は見込めないからです。

アレルギーは気づかない間に発症することが多く、免疫システムの過剰反応だけではなく自律神経の乱れを引き起こすようになります。当院では詳細に分析し、免疫バランスのどこに問題があるかを見つけ出します。そしてその検査結果を元に施術を行います。

当院の特徴

臨床経験豊富なカイロプラクターが、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

アレルギーの臨床経験を多く積んでいるカイロプラクターが責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、生活習慣の指導や効果的な体質改善法もお伝えしながら、あなたのアレルギーのお悩みに向き合います。

アレルギーでお悩みなら一度ご相談ください。

アレルギーのQ＆A

アレルギーは自然に治りますか？

乳児期や幼児期前半に発症したアレルギーは年齢とともに改善する可能性がありますが、成人発症のアレルギーは治りにくいとされています。適切な治療により症状をコントロールすることは可能です。

アレルギーの人がやってはいけないことは？

自己判断での過度な食事制限や、症状を我慢して原因物質に接触し続けることは避けるべきです。専門医の指導なしにアレルギー検査の結果だけで判断することも危険です。

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の関係は？

乳児のアトピー性皮膚炎には食物が関与している例が多く見られますが、すべてがそうではありません。適切な診断には専門医の判断が必要です。

血液検査で陽性でも症状が出ない場合はありますか？

検査で陽性でも必ずしも症状が出るわけではありません。逆に症状があっても検査では陰性の場合もあります。総合的な判断が重要です。

加熱した食品なら食べても大丈夫ですか？

多くのアレルゲンは加熱しても変化しませんが、卵や一部の食品では加熱により食べられるようになる場合があります。個人差があるため医師の確認が必要です。

妊娠中や授乳中の食事制限は必要ですか？

現在の治療指針では、予防目的での妊娠・授乳中の母親の食事制限は推奨されていません。偏った食生活による栄養不足のリスクの方が懸念されます。

アレルギー症状が出た時の応急処置は？

軽症の場合は抗ヒスタミン薬の服用、重症の場合はエピペンの使用と救急車の要請が必要です。症状に応じた段階的な対応が重要です。

何科を受診すればよいでしょうか？

症状により異なりますが、アレルギー科、皮膚科、耳鼻科、内科など複数の科が関わります。総合的な診断にはアレルギー専門医の受診をお勧めします。

子供のアレルギーは成長とともに改善しますか？

卵、乳、小麦、大豆アレルギーは6歳までに約9割が改善しますが、魚介類やナッツ類は治りにくい傾向があります。早期の専門医受診が改善率を高めます。

アレルギー検査はどれくらいの頻度で受けるべきですか？

症状の変化や治療効果を確認するため、医師の判断により定期的な検査が必要です。一般的には6ヶ月から1年間隔で実施されることが多いです。

アレルギーに悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックはアレルギー体質の改善と相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。アレルギーに悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて身体の変化を実感しています。

もう遅い、と考えずに一緒に理想の自分になりましょう！