【シンスプリント】すねの痛みが無くなり、大会で自己ベストが出せました！

6ヶ月前からすねの内側に痛みを感じ、陸上競技の練習に支障をきたしていた17歳男子高校生の改善例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

右すねの内側に沿った広範囲の圧痛と腫脹感があり、走り始めと練習後半に特に痛みが増強する状態。朝起きたときにすねのこわばりがあり、階段の上り下りでも違和感を感じている。

6ヶ月前から症状が出始め、整形外科では湿布と痛み止め、整骨院では電気治療とマッサージを受けるも、一時的な緩和後すぐに症状が再発していた。

来院に至るまでの経緯

陸上部の中距離走を専門にしており、練習量が増えた時期から走り始めにすねの内側に鈍い痛みを感じるようになった。

ウォームアップで軽減するため我慢して練習を続けていたが、2ヶ月前から練習後半にも痛みが再発するようになった。

整形外科でシンスプリントと診断され安静を指示されたが具体的な改善策はなく、整骨院での電気治療やマッサージも効果が持続せず。

インターネットで検索して当院のホームページを見つけ、口コミを読んで来院を決められた。1ヶ月後に控えた大会に何としても間に合わせたいという強い思いで来院される。

健康目標

ご本人の「なりたい自分」は以下の通り

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

これらの検査結果により、足部アライメントの崩れと骨盤・脊椎の歪みが運動連鎖の乱れを引き起こし、後脛骨筋と長趾屈筋への過度な負担が脛骨骨膜の炎症を招いていると判断。

施術内容と経過

足部から骨盤・脊椎にかけての運動連鎖を正常化し、下肢への負荷を均等に分散させることで脛骨骨膜への過剰なストレスを軽減することを目的に施術を開始。

カイロプラクティックの脊椎アジャストメント、骨盤矯正、足関節アライメント調整を組み合わせ、体の土台である足部から上行性運動連鎖を整えることで、根本的なバランス改善を図った。

舟状骨・立方骨・距骨の矯正により足部アーチを再構築し、後脛骨筋と長趾屈筋の過緊張を緩和する筋膜リリースを実施。

足関節の可動域を改善するストレッチ指導を並行して行い、運動後のアイシングと段階的に施術。

初回施術後から圧痛と熱感が軽減し、3回目の施術後には階段昇降時の違和感が消失。5回目施術後には軽いジョギングでも痛みが出なくなり、7回目には全力走行が可能となった。

大会当日は目標タイムを達成し、施術開始から3週間で競技復帰を果たした。

※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません

本人からのメッセージ

初めは大会に間に合うか不安でしたが、先生が丁寧に検査して体全体の問題を説明してくれたので安心できました。すねだけでなく骨盤や足の歪みを整えてもらったことで、走るときの体の使い方が変わったのを実感しています。

教えてもらったストレッチとアイシングを続けたことも良かったです。大会では自己ベストを更新でき、今は痛みを気にせず全力で練習できています。同じように悩んでいる仲間にもぜひ勧めたいです。

院長からのコメント

シンスプリントによる痛みが改善され、大会で自己ベストを達成されたとのご報告をいただき、大変嬉しく思います。

陸上競技での繰り返しの負荷と、足部のアライメント崩れが、すねの骨膜への過剰なストレスとなっていたことが症状の大きな要因でした。施術では、足部から骨盤・脊椎にかけての運動連鎖を整えることに加え、日常生活でのセルフケアやアイシング、段階的な運動復帰の方法についてもアドバイスさせていただきました。

これからも定期的な体のメンテナンスと、正しい体の使い方・適切なウォームアップとクールダウンを続けていただくことで、より健康な状態を維持できるはずです。あなたの健康を全力でサポートさせていただきます。

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